前回に続き、旅は二日目です。女木島ビーチアパートチェックアウトして、めおん2(フェリー)で男木島へ向かいます。
男木島とは
高松からめおん2(フェリー)で40分ほどの場所にある小さな島です。面積も人口も女木島より少し小さめ。女木島に比べてめおん2(フェリー)の便が少ないため、移動は計画的に。
港で船を待つあいだ、駐在さんに「男木島でどこに行くの?灯台?」と聞かれましたが、みんな揃って「図書館です」と答えました。そう、この旅の一番の目的「男木島図書館」です。
男木島は、急な坂や細い道が多い島です。散歩していると、あちこちに「オンバ」と呼ばれる、荷物の運搬用の手押し車が見られます。
男木島図書館
男木島図書館は、NPO法人の運営する図書館です。ご主人のUターンで男木島に移住された、額賀順子さんが立ち上げたクラウドファウンディングでの応援も受けて、2016年2月に開館しました。港から徒歩5分ほど、古民家を改装した雰囲気のある図書館です。
館内はたくさんの本や、ギャラリースペースでの写真や絵の展示もあります。ここを訪れるのは4度目なのですが、訪れるたびにどんどん施設が充実して、WordBench男木島やトークイベント、ライブなどが行われる素敵な空間です。
男木島図書館は、地域おこし!地方創生!といったパワフルな雰囲気ではない、「じぶんの住む場所を少し素敵にする」という雰囲気を感じられて、とても好きな場所です。図書館の開館にあたってはたくさんのボランティアの方が協力されて、気持ちよく仕上がった雰囲気の館内からも、額賀さんの人柄を感じることができます(わたしだったらきっと・・・バーを作ってしまうな)。
男木島は今年6月、14年ぶりに島で赤ちゃんが誕生したことがニュースになりました(赤ちゃんが誕生した西川さんのポッドキャスト)。移住者も少しずつ増え、一時は休校していた小学校や中学校も、ご主人である福井さんをはじめ、島民の皆さんの尽力により再開されました。男木島図書館では移住相談も行なっているそうです。
カレーを食べよう

男木島図書館の前にあるテラスでは、「オギケノヒ」さんが営業中です。こちらではドリンクやカレーなどのフードをいただくことができます。写真はトッピングに「揚げ卵」、他にも鯛のフライやチーズをトッピングできます。付け合わせは、めずらしい「茎わかめのピクルス」。
少しスパイシーですが、6歳と4歳の子どもたちも「おいしい」とぺろり。大人はモヒートやビールなどもいただきました。

また来ます
前日宿泊した女木島ビーチアパートでのピザ窯の話をすると、額賀さんから「作ろう」という言葉。では今度作りに来ます!と言って別れたので、オギケノヒさんでピザが提供される日が来る・・・かも!
船の時間があって数時間の滞在となりましたが、散歩したり本を読んだりビールを飲んだり、ゆったりとした島での時間でした。
まとめ
男木島図書館へのアクセス
注意事項
- 図書館にはトイレがありません、フェリー降りてすぐの男木島交流館にあります
- 島にはスーパーがありません、自動販売機はあります
- フェリーは2時間に1本です、お乗り遅れなく
泊まりで行くなら
朝ごはんがおいしい!8月はあっという間に予約が埋まったそうです、ご予約はお早めに。